人類史研究会
2008-06-22 Sun 22:19
研究会の情報です。

考古学的人類史研究会が平成20年12月14・15日に大阪で開催されます。
テーマは「権力の集中」。

発表者は伏せられていますが、以下の6本のようです。


1 権力の集中は、考古学的にどのような形で現れ/検証可能なのか

2 権力の集中に関するアウトライン(通説)

3 たとえば住居の場合(いわゆる縄文から古代の間で)

4 たとえば墓の場合(いわゆる縄文から古代の間で)

5 古墳時代、古代の権力集中を示す考古学的状況は、縄文時代や弥生時代のものとどう違うのか 

6 どの時点に、大きな転換があるのか、その人類史的位置づけ



・・・もちろん嘘です(笑)


が、こんな研究会あったら行くなwww
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研究会
2008-06-15 Sun 21:58
てなわけで、福井県に行ってきました。

懇親会で、某氏から「時代区分を取っ払った研究会作ってーな」と言われました。
考古学にも「人類史」をしたい/しなくてはいけないという雰囲気が、ようやく生まれてきつつあるのでしょうか?

意見が一致したのは、それでも「民俗学・人類学の成果は使わない」こと。
やはり考古学として、地に足をつけることが必要だと思います。

それにしても「あんたが中心になって、OOさんとかXXさんとか動かしたらえぇやん」と言われたんですが、そのOOさんとかXXさんを動かせる力量はないと思うのですがwww
もちろん、これをおっしゃった方も動かせませんっ(滝汗)。


・・・でも、時代区分で汚染された思考基盤を一旦平らにして、社会分析的な議論をするのは、とてもエキサイティングなことだと思います。。。。

ちょっと興味が出てきた今日この頃。

hana41.jpg
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ろんぶん
2008-06-02 Mon 22:03
さて、協会も終り、論文っぽいものをちょろちょろと書いてる私。

一つは、この2月に某地域のシンポジウムで発表した「弥生の墓」について。
私の発表分とシンポジウムの書き起こし完了。
階層性が、統計的にかなりわかりやすく出たデータなので、個人的にも楽しめました。
その趣味の延長で、福井県のシンポジウムにも出席予定です。


二つ目は、なぜだかわからないけど書くことになった、某先生の退官記念論集。
10数ページだったと思うので、ちょっと気ままに論理的なものを書いてます。

今のところの仮題は「記号化による弥生土器編年試論−「編年理論」の構築へ向けて−」。

現状の編年には、「考古学的時間」と「編年の目的」という2つの哲学が欠けていることを
指摘、その実践も少しだけ、、、、という内容です。

さてさて、できるかどうか、ですな。
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記号的な考古学
2008-05-19 Mon 20:02
さて次は、記号的な考古学。

「実測図は記号である」というのは、よく言われる話。
土器編年で、それぞれの属性に記号が付けられるのもよくある話。

つまり、1つの土器はたとえば、現段階における成果として、


ab4cde

などと、記号化ができます。

そのセリエーションで、グループ分けして編年を行っている人もいますね。

最近、記号化した土器について少し異なる形の土器編年を考えています。
まぁ某古墳の報告書をご覧になった方はわかると思いますが。。。。

それを某先生の論集に書く予定です。
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消極的な考古学2
2008-04-19 Sat 09:13
今日は、、、岡山に行こうかなぁ。。。


さて、もう一つの消極的な考古学。

しばしば「この土器が、OOされた最初の土器です」とか言う人がいます。
また「OOの影響でOOが成立した」という発言。

まず、考古学資料の遺存可能性を考えましょう。
出土した土器が、まさしく「最初の」土器である可能性は、ほとんど無いと思います(きっぱり)。

今私たちが得ているのは、「神の手によって抽出されたもの」であることを自覚すべきです。


そして、時間性を考慮しましょう。
須恵器編年1型式30年と言われますが、1型式遅れて他の地域で類似した型式が成立したとき、
それは「影響」としていいのかどうか。

確かにこれも「影響」かもしれませんが、みなさんたとえば数ヶ月、1年くらいで情報が伝わる現象と一緒くたにしてませんか。
1型式たがえて情報が伝わる「影響」は、おじいちゃんが作っていた土器の形が、異なる地域でも利用されること。言ってみればもんのすごいゆっくりとした「影響」です。

情報は、必要なものであれば数日、数週間、数ヶ月、1、2年で伝わるものだと思います。すでに流通網があるわけですから。そうした物理的な情報流通時間を大幅に超えた情報の伝達の実態をイメージしない起源論、影響論は、、、、。



「じゃあ、数日から1,2年単位の影響が語れるのか?」と反論があるかもしれません。


私の答えは「考古学ではできません」。
考古学的、現象的には同じ型式に見えるでしょうし、同時期とせざるをえないものになりますから。


極論ですが、結論としては考古学に起源論、影響論はできません。
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